Archive for the ‘高鹿ブログ’ Category

御礼|高鹿ブログ

2016-10-31

先日、29日(土)、入試説明会を終えました。

当日は多くの保護者の方が来場。ほんと朝早くなのにありがとうございます。

特別な会ですが、いろいろと伝えることができたかと思います。今後もホーム・スクールはしっかりと情報を伝える塾としてありたいと思ってます。

 

そして11月3日は各教室で中3生対象、学力診断対策。新守谷でも理科・社会で大予想を行う予定です。

学力診断まであと1週間。中3生、がんばっていきまっしょい!

ノーベル賞|高鹿ブログ

2016-10-18

ノーベル賞、また村上春樹はとれなかったですね・・・残念。僕が生きている間に彼はとることができるのかしらん。まあその代わりにボブ・ディランだからいいかと思ってしまいましたけど。

日本でノーベル文学賞をとった人というと川端康成と大江健三郎だけ。どっちも中学生には少し難しいかなと思います。もし読みたいなと思ったら大江なら「死者の奢り」か「飼育」を。川端なら「掌の小説」をお奨めします。でも大江は正直かなり難しいので(間違えても「万延元年のフットボール」や「同時代ゲーム」は薦めません)読むなら川端ですよ。

閑話休題。

よく「本を読め」って言われますけど、「じゃあ、何読めばいい?」って疑問ありますよね。夏目や芥川、太宰?正直どれもおすすめしません。どの作品も100年ほど前に書かれた本。古文と同じです。読書初心者なら現代の作家を、しかも読みやすいものをお奨めします。

中学生なら重松清や三浦しをんあたりがお勧め。

実は先日、本屋大賞を受賞した宮下奈都さんの本はかなり良く、しかも感動できます。「スコーレNo4」なんかは出世作ですけど中学生にもおすすめしますよ。

というわけで読書の秋。いつまでもスマホで動画なんかしか見てない人、もっと深いところに入ってきなさいというブログでした。

孫子の兵法|高鹿ブログ

2016-10-04

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

 

「孫子」の兵法に出てくる言葉です。

これ昔の故事だけどなかなかいいこと言っているんですよね。

受験においてまず「彼」とはすなわち入試を知ることです。県立の入試傾向や受験システムを知るのは大切。それを知らないと見当違いな方向に行っているおそれがありますよね。

10月29日にやる「高校入試説明会」はまさに「彼」を知ることです。とくに私立高校は入試制度が複雑。あとで「あれ、そうだったの?」なんてことにならないようにして下さい。

そして11月に行われる「県統一テスト」。これも「彼」を知るためには大事ですよ。そのためにホーム・スクールでは過去3年分の過去問を配布します。これでしっかりと「彼」を知ってください。

 

では「己」を知るとは?

 

自分にとってどんな勉強法が一番効果があるかってことです。例えば良く音楽を聴きながら勉強するのは良くないと言われていますがこれは本当か。だったら「己」を知るために音楽を聴きながら勉強するのと聞かないで勉強するのを自分で実験してみればいいんです。どっちのが理解できたかはそれぞれその単元のテストをしてみれば一目瞭然だと思います。そしてより効果のある方法をやってみるべきです。

これは他のことにも応用できます。朝の学習と夜の学習、どっちが効果的か。実はこれ人それぞれなんですよ。だったらまず両方やってみて、その後テストをし、良くできている方法をとることがベストです。

 

しっかりと「彼」と「己」を知ることが受験においては大切なんですよ。

単語帳のススメ|高鹿ブログ

2016-09-20

単語帳をおすすめしてます。

 

まず作る楽しみがあること。そして作っていくうちにいろいろと自然に覚えてしまうこと。そんなことから単語帳の作成はお奨めです。

単語帳というと英語だけを思い浮かべる方も多いですけど、そんなことはありません。一番いいのは社会。まず表面に年号と時代を書く。で裏面に何が起きたかをなるべくいろいろ書く。それだけでも立派な社会の参考書なんです。

ある程度覚えたら一度シャッフルしてみるのもおすすめ。そうするとどんなパターンでも対応できるようになります。

 

あ、市販で一番安いのはダイソーかしらん。4つで108円というコストパフォーマンスの良さ。

断っておくけどダイソーのステマではございませんからね。

短歌なんかを詠んでみる|高鹿ブログ

2016-09-06

秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる

藤原敏行の和歌ですね(百人一首に入っているはず)。

 

まだまだ暑いですけど風が涼しくなってきた気がします。道を歩いているといつのまにか蝉の声から鈴虫の声に。この暑さもあと少しなのかなと思います。

ちなみに短歌を知るには教科書だけでは勿体ない気が。本を讀むもよし、漫画を讀むもよし。そうして短歌の世界が見えてくると思うんですよね。

 

漫画だと杉田圭の「うた恋い」シリーズがとってもわかりやすく、なおかつ短歌の世界を深く教えてくれます。おすすめ。これ、アニメにもなったのでそれを見てもイイかもしれませんね。

ホームページがありますので貼っておきますね。

http://utakoi.jp/

 

ちなみに新守谷教室には2冊おいてますけど、一冊は貸出し中。結構な人気です。これで短歌の世界を知るきっかけになったらと思います。

 

 

夏頑張ってますよ|高鹿ブログ

2016-08-04

近況報告。

夏、生徒頑張ってます。まあ特に中3生(受験学年だからね)。10時にはきてまず自学、課題をやり、その後お弁当タイム。そして授業を受けたあとはまた自学。8時ころ帰宅。

10時から8時までいる・・・やっているねえ。勉強の仕方も気負わずしっかりやっているのがいい感じです(自画自賛になってしまうけど)。勉強って「辛い」ものではないと思うんですよ。どうせやるなら楽しくやらないと。間違えると「しまった~」という中3のS君、楽しそうでいいぞw

他の学年もけっこう頑張ってますね。ナイス!授業の1時間前にはきて軽く学校の課題なんかをやってから授業を受けたり。大事大事大事マンブラザーズバンド(年がばれるぜ)。

暑さで若干バテバテだけど生徒みて元気貰っている感じです。一番のカンフル剤だよ。

とにかく勉強は楽しくないとね。これほんとうに大切なことよ。

先人の言葉|高鹿ブログ

2016-07-19

坂井三郎という人物を知っているだろうか。

 

太平洋戦争において敵機を64機落し、部下を一人も戦死させなかった伝説のゼロ戦搭乗員だ。

 

その坂井さんが言っていること。

 

「私自身、大空で200回以上搭乗したがその前に誰よりも準備、訓練をしたという自信がある。なんとかなるみたいな気持ちではまず無理だったろう」と。

これ、勉強でも同じことでないの?(というかいろんなことにおいて同じなんだけど)。

 

準備・訓練ってのはテスト前の学習ですよね。それがしっかりしてないで結果は出ないんですよ。そしてそんな当り前のことをおろそかにして「なんとかなる」。。。いや、ならないから!まずは毎日の積み重ねが大事なんだよね。

 

坂井さんはこう言ってます。「勝利の女神は準備万端、鍛えに鍛えた人にしか微笑まない」と。

 

そろそろ夏休み。毎日の努力が勝つということ。明日やるからいいや、そんな気持ちではいつまでたっても成績は伸びないぞ。

 

日々研鑽|高鹿ブログ

2016-07-05

想像してみてください。

 

ここに一つの洗面器があります。これでお風呂を一杯にする。さあ、どうしますか。

答えはなんども洗面器に水をいれて徐々にお風呂に水をためる。そう、だれでもわかりますよね。

 

でも、これがわかってないんじゃないですか?

 

そう、洗面器を一日で頭に入る勉強量だと思ってください。そしてお風呂が目標とするレベル。一度に洗面器に入る水の量は限られています。

 

つまり、何度も入れるしかないんです。

 

なのに直前になって一気に洗面器=脳に覚える内容を積み込もうとする。当然洗面器=脳からは次々と溢れ出します。なのにじゃぶじゃぶと入れる・・・・

 

テスト前に勉強を焦ってしても無駄なんですよ。

まずテスト前に勉強しないこと。逆説的だけどこれが大事。つまり毎日やっている人の方が結果は確実に上々なんです。

だって見てください。テスト前に焦ってやっている子の方が成績が良くないではないですか。成績がいい子は大抵、焦っていません。なぜ焦らないか?それは毎日勉強をしているからです。

 

この自明に理がわかってない子がまだいることが残念。

 

ホームスクールではテスト前に勉強会を開きますけど、これに来れば他の日は勉強しなくていいというわけではありません。逆。これは最後の確認としてきてほしいんですよ。いつも新守谷では日曜も空いてます。毎週確実に勉強をしている子も何人もいます。

 

そして

 

比較的予定通りに勉強している子のほうがやはり結果がいいということを頭に刻んでください。

そろそろ夏だぞ!|高鹿ブログ

2016-06-21

そろそろ夏です。

 

夏を征するものは受験を征すなんて言われていますけど、これ微妙に間違いなんですよ。

真実は逆。

 

夏を征しないものは受験で失敗する。

 

これです。

 

まず考えてみてください。夏休みは40日あるんです。そしてその期間丸丸遊んでいたらどうなると思いますか。そう、想像通り、まったくわからなくなってしまいます。夏休みは長いだけにやってないとその「反動」も多いのです。

 

だからこそ夏に勉強するのは当り前になります。正直ほかの子だって夏休みには勉強しているんです。その中で何もやらないなんて・・・それは恐ろしいことではないですか(映画貞より恐ろしいですw)。

 

夏やって当たり前。少し勉強したなんて大したことではないんです。勉強をやってやってまたやって、やっと「普通」になる。そのことを理解してください。

 

新守谷の生徒にはこう伝えています。

 

夏休みは2日だと思え!お祭りが一回、プールが一回。あとは全部休みでない!

 

あ、彼氏、彼女がいる人は夏休みは3日でもいいです。プラス一日はディズニーランド分。

頭を使うのが勉強です|高鹿ブログ

2016-06-07

運動が体を使ったスポーツだとしたら・・・

勉強は頭を使うスポーツです。

 

なのに、頭使わないで勉強をして結果が出ると思いますか。

 

そう、例えば漢字練習。今日は同じ漢字を100回書くぞ!これ、おすすめできない勉強法です。なぜなら途中でもう勉強でなくルーチンワークになってしまうからです。漢字を100回書いたという結果は残りますがその漢字が書けるようになるかははなはだ疑問。

 

例えば漢字練習なら毎日違う種類の漢字100個を書いて百日同じことを繰り返したほうが、同じ漢字を百回書いてと言うのを百日繰り返すより効果が高いです。

その理由は「頭が働いているか」。脳科学の茂木先生でないけれど頭が動いてないのに覚えることはできないんですよ。

同様に「教科書写し」もおすすめできない勉強法です。写しているうちに「写す」ことだけが中心になってしまい頭を使うことがおざなりになってしまうからです。

社会や理科では教科書の文章を写すより、自分で考え社会の意味や理科の実験などをまとめるのはお奨めです。なぜならまとめることで「自分で考えているから」。

 

頭を使わない勉強法は楽です。ただ「書けばいい」のだから。でもそんな勉強では結果は出ません。「書く」ことよりも「考える」こと。それをしないと結果は出ないんですよ。

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