Archive for the ‘高鹿ブログ’ Category

私立受験も終わりました|高鹿ブログ

2020-01-27

私立受験も終了。嬉しい結果が来ています。

常総、日大は全員合格。まあ合格だけでなく

日大は・・・全受験生10名のうち七名が特待Ⅱ種合格。

常総も・・・A特待4名合格、B特待5名合格でした。

 

そしていよいよ県立入試。ここからが勝負の時です。あわててはいけません。一歩一歩確実に。そしてこのブログを見ている中1、中2。次はきみたちが受験生。甘いことはなしだぜ。自分に厳しく。

いつでも新守谷教室はあいてますよ。月並みだけど・・・頑張れ!受験生!

だいぶ高3生が減りましたって話で|高鹿ブログ

2019-12-09

実は高3生は10人いる(いた)んですがそのうち「7人」がすでに志望大学に合格しています。

おめでとう。基本は推薦です。指定校やAO推薦。海一の生徒なんかは高校一年から「学校の成績をしっかりとって推薦とる」って言っていてその結果学習院大学に合格しました。

今は大学受験も多様化の時代。推薦でいくのか、センター突破か、それともAOか・・・戦略が大事になります。よく世の中で「推薦なんて」って声もありますが僕はそうはおもいません。それを取るにはある程度学校の評定をとってないといけないのでそれはそれで大変なんです。

推薦で大事なのは「各学年でしっかり学習すること」。とくに高1あたりだとあまり勉強に身に入らず高3になってあわてって推薦ほしいっていうときには評定が足らなかったなんてこともよく聞きます。そうならないためにも高1の学習って大事なんだけどなぁ。

今は相当一般の難しい時期(それは各学校の一般合格者の数からもわかります)。高校受験とは違い一筋縄でいかないのが大学受験。一般ではAやB判定の生徒が当たりまえのように散ってしまうのもよくあること。だからって「推薦をうけなさい」ではないんです。一般でチャレンジすることもとってもいいことだと思います。

大事なのは「準備をすること」。ダメだから推薦で・・・なんて高3の二学期にあわてて動いても無理なんですよ。まして大学受験の勉強を高3の1年間でできるとは僕は思いません。しっかりと準備をし「推薦をとる/一般でしっかり得点率を上げる」その目標をたてることが大事なんです。そしてそれに向けた勉強をすること。推薦だったら学校の定期考査を甘く見ない。課題はしっかり出す。一般だったら2年の段階で受験科目の確定、参考書の購入、英単語なんかだったら何周もこなすこと、こんなことが大事になるはずです。くれぐれも言っておきます。3年からではなかなか間に合わないんですよ。

継続って|高鹿ブログ

2019-11-29

すいません、ぐぐぐぐっと休んでまして。

すっかり書いていませんでした。陳謝。

いや理由はあるんです。入試説明会で忙しかったし、筋トレがうまくいかなかったし、風水では今日書かないでいいと言われたし、蒼井優は結婚したし壇蜜も結婚したし、令和だし・・・・言い訳ですよ。言い訳です。

申し訳ありません(ずずずずず)。

で、ここから。継続って難しいですよねって話です(お前が言うな)。

アメリカのデータですが一年継続して筋トレをした人は実に3パーセント以下。つまり100人いれば97人が「やめちゃっている」んです。たしかにダイエット器具はテレビでよく売れるけどあれ使っている人いるのかしらん。大事なのは継続。だれもがわかっていてもそこがなかなかできないんですよ。

なぜでしょう?

ついつい休んでしまうと余計「やるのが億劫になる」。わかりますわかります。自分もちょっと大学をサボっていた時期があったんですけど、一度休むとどんどん「行きたくなくなる」んですよ。もう面倒で面倒で。

さらに「休んだ分よけいやれ」なんて言われる(あるいは自分で考える)と余計「じゃあやんねーよ」って論理になる。もうやることをしないことが自分のポーズになってしまったりするんですよね。逆に「俺はやらないからえらい」。うーん、意味不明な自慢ですよね。そして「もともとできるわけないんだよ」という自己否定まで。

じゃあ、継続する方法って。

まず「予定を立てないこと」これです。予定を立てるとその予定でないとけなくなってしまう。一度やらないともういいやって気になってしまう。それだからもっとゆっくりと自分で「適当に」予定することが大事。

そして一度サボっても「そんなことは当たり前。でもつぎはやろうか」って軽い気持ちで挑むこと。サボってしまった、俺はダメだ。もうダメだからいいんだ、やんぬるかなって走れメロス的な思考は良くないってことです。

大事なのは「適当なる継続」これができる人は強いかも。・・・・はい、そろそろ気づきました。筋トレの話だけではないんです。これ勉強にも通じるんですね。勉強ができる生徒って「勉強することに対しストレスがない生徒」なんです。そんな子は強い。逆に「やらなきゃダメだ、今日はサボってしまった。俺はダメなやつだ。もうやらない」って人はダメ。それでは勉強は続かないんですよ。

え、ブログの話は?ええ、思いっきりブーメランが自分の頭に刺さってます。

ビッグサイト|高鹿ブログ

2019-06-21

しまった、写真を撮ることを忘れた。

今年もビッグサイトで教育系ソリューションの展示会が行われました。毎年いっていますが今年はどんなのがあるんだろう、ということで行ってみました。

で、題名に偽りあり。今年はオリンピックの関係でビックサイトが工事中。結果青海会場(お台場のあるとこね)。今年は田名網先生にも来てもらいました(おっさん二名でお台場って)。

さて、見て驚くのはテクノロジーの進歩です。でも結局やっているのは人間。新しいテクノロジーも使いこなせなければ意味がない。そんなことをしみじみ思います。

例えば電子黒板。今はプロジェクターで写す電子黒板があるんです。おお、すごい。こんな感じで画面が映るんだ。しばらくはそこにくびったけでした。でもね、この電子黒板って各学校には結構あるんですよ。公立にもね。そして生徒に「使っているの」って聞くとどうもしっかりした答えが返ってこない。そうテクノロジーが悪いんではないのです。ただ使いこなすのはなかなか難しいのかもしれませんね。

そしてその答えは携帯でもわかりますよね。あのツールは学習に対してはとっても便利なものです。でもあまり上手に使いこなしている生徒はいないのでは・・・というのが僕の感想。うちの塾生だと竹園の生徒の一人はけっこう学習の補助として使いこないしているかもとは思うんですが。もっと携帯をうまく使いこなせたらいいんですけどね。ゲームやラインだけで終わらせるのはもったいない機械です(以前にも書きましたが)。

というわけですっかり満喫したので帰りはお台場のヴィーナス・フォートで田名網先生と食事。おっさん二人でお台場って・・・

不定期になる漫画の紹介|高鹿ブログ

2019-06-14

どうも。漫画好きの室長、高鹿です(堂々と言おう)。

というわけで不定期に漫画を紹介します。いや、ほんと下手な小説より面白い。

まずは東村アキコの「雪花の虎」

うん、著者はあの「東京タラレバ娘」の人。でその人がなんと時代物を書いたんですよ。それがほんと面白い!

主人公は上杉謙信。そう、あの川中島の戦いで武田信玄と戦った人です。いまいちなにをしたかよくわからないんですけどねえ。僕も関東管領と有力な戦国大名くらいしか知らなかった。

で、そんな人が実は「女だった!」ということから話は始まるんです。ああ、また歴史ウソものですかって。いやねえ、「信長協奏曲」や「信長のシェフ」とは一つ違うんだ。だって上杉謙信女性説ってのは確固とした学説としてあるんだよ。さらにそれを主張する証拠もいろんなところに。著者はその説をもとに「生きた上杉謙信」をぐいぐいと描いていく。それとともに当時の生活なんかも(よく調べているなぁ)しっかり描き切っているとこも好感が持てます。いいね!!

あのですね、この歴史ミステリーってほんと好きなんですよ。古くは高木彬光の「義経とジンギスカン」や「邪馬台国の場所」さらには梅原孟の「蘇我馬子=聖徳太子説」、さらには鯨統一郎の「邪馬台国はどこですか」、いいじゃない、いいじゃない、いいじゃない。資料に意外と忠実なのもいいしなにより乾燥な歴史に水を与えてくれる作品です。

そしてもう一作はゆうきまさみの「新九郎、奔る!」

あのゆうきまさみです。40代の人なら必ず読んだ(もう断定)「究極超人R」や「パトレイバー」のゆうきまさみが満を持して書いた時代小説。

これがなんと舞台が応仁の乱なんです。

あの~、応仁の乱ってわかりにくくないですか。敵味方がころころ変わりそれに跡目争い、家督争い。もう高校の日本史でもあまり深入りされないネタなんですよ。教科書ではさらっと「1467年に起きた乱」ぐらいの扱い。それくらい複雑なの。それをゆうきまさみはゆっくりゆっくりひも解くんだよね。そこの快感。歴史は知る快感だけどそれがこの漫画にはしっかり描かれています。

さらにはその主人公が北条早雲なのもいい。あの、これ最近の研究の結果で北条早雲は素浪人で大名になったのでなく伊勢氏が関東に居を構えたことが明らかになったんです(わかったのは2000年以降なんで昔の人のがしらないかも)。そんな若き早雲=新九郎から見た応仁の乱をあのゆうきまさみ節全開で語るんですよ。当然、しっかり調べてあり作者のご都合主義がないこともプラスポイントだったりするんです。

というわけで漫画を読んで歴史を知ろう!大事なことはすべて漫画から学んだ(by秋元康)。そしてそこからもう一回歴史を勉強してみるのもありなんですよ。

効率よく勉強しよう!|高鹿ブログ

2019-05-28

なんてよく言われていますよね。世間では「効率よく勉強していろんなことを・・・」「効率よく勉強してあいた時間は・・・」なんてことばがまことしやかに。

でもなんか怪しくないですか。僕は「これだけ飲めばあとは食べても痩せられる」「運動しないでもこのサプリでぐんぐん痩せる」なんて言葉と実は同じなのではないかなぁと思っているんです。

その証拠に

ベネッセのデータなんですけど休日の勉強時間を測定したんです。高校3年生。でですねえ・・・
東大・京大合格者・・・平均10時間越え
早稲田・慶応合格者・・・平均8時間越え
GMARCH合格者・・・平均7時間越え
さらにGMARCH以上を合格した人としなかった人のデータを比べますと基本1時間以上一日の平均勉強時間に差がある。

じゃあ東大・京大合格者は効率悪いんですかねえって話です。

それに「効率よく勉強して」っていう人ってそんなに勉強できているように見えないんですよね(失礼)。逆になんかその言葉を逃げ口にしているんでないのって。

僕はこう思ってます。

効率よい勉強なんて考えるくらいならまず勉強しなさい。そして自分で試行錯誤して勉強のやり方を見つけるのが大事なんです。そしてその中で「効率」は作れるかもしれません。でもそのことにこだわらないこと。まずは時間をかける。そして勉強を「すきになる」こと。それこそが大事じゃないでしょうか。

いいじゃないですか、だらだらやっていたって。いいじゃないですか、まとめに時間がかかったって、いいじゃないですか、一問に半日以上かけたって。まずは勉強のことを考える時間を作ること。それこそが大事なんですよ。

ファクトフルネス|高鹿ブログ

2019-05-11

問題です。

世界人口で極度の貧困にある人の割合は過去二十年でどう変わったでしょう?
1 約二倍になった
2 あまり変わってない
3 半分になった

世界中の1歳児の中でなんらかの病気に対し予防接種を受けている子はどれくらいいるでしょう
1 20%
2 50%
3 80%




・・・答えはどっちも3なんです。

そう、僕たちは「意外と」世界のことをしらないんじゃないですか。たぶん、僕らの頭の中にあるのは「先進国」「発展途上国」。ヨーロッパは金持ちでアジアは貧乏。いまだに苦しんでいる子ばかりがいる・・・

それって1970年ぐらいのモデルですよね。そしてそのモデルは大きく変わっているってことをこの本は教えてくれます。あ、そうそう、これ今話題の「ファクトフルネス」(ハンス・ロスリング)って本に書いてあるんです。

ここで大事なことって「世の中の常識は大きく変わっている」ってことですよね。そして僕たちはそんなことも考えながら学ぶべきかも。これ、教育にも言えるんです。例えば漢字練習。昔だと「10回書け」とかよく言われていましたよね。でも教育系のデータを見ますとあまりそのことには意味がないことが統計からわかっているんです。

大事なことはしっかり考えること、そして一度立ち止まること。自分(周りも含みます)の経験談だけで考えないこと。そんなことは学習でも必要です。

例えば
暗記モノはとにかく覚えればいい
英語は書くことが大事
答えは見てはダメ
音楽を聴きながら勉強するのはよくない

こんなことは本当にそうなんですか?って僕は思ってます。どうやったら「できる」ようになるのか。それは「今までそうやっているから」ではダメな気がするんですよ。ちゃんとデータを取ってやってみるのも大事です。

例えば音楽を聴きながらするのはよくないのか。これは「聞いている」ときと「聞いてないとき」を両方やってみてどっちのが学習がはかどるかをしっかりチェックする必要があるんです。僕はそれぞれ個人差があると思ってます。大事なのは対照実験をすること。それによって(自分にとってですよ)「何が正しいか」がわかるんじゃないでしょうか。

今年は日本史教えています|高鹿ブログ

2019-04-08

今年は高3生に日本史を教えています。もともとそんなに嫌いでなかったんですが、なにぶん久しぶり。というわけで毎日、日本史を学んでいます。おかげですっかり読書する暇がないっす。

しかし、日本史やってみると面白いですねえ。久々に高校内容なんですけど、早速参考書購入、問題集も購入。で問題集なんかもやっていますが結構「なんでそんな風になったの?」ってことも思います。

そこで大活躍するのが携帯!もうね調べると出てくる出てくる。なるほど、韓国併合にはそんな裏が、宇多天皇にはそんな策略が、古墳はここにあるんだ、へえへえへえ。携帯は悪くないです。こんなに凄いツールはないです。でも世の中、ラインとSNSとゲームだけ。そんな携帯の使い方は勿体ないですよ。

そして日本史。いや、面白い!正直めっちゃ面白いんです。もうねどんどん調べてしまう。で納得。もう一回調べる。いや「知る」ってのはやっぱり楽しい!「新しい知識」が入る嬉しさ、わかんなかったことがぴったりはまる喜び。これ学問の醍醐味ですよねえ。嬉しくて新しいノートも買ってしまいました。ちょいいいノート。家の近くのドトールでコーヒーを飲みながら勉強するのなんか至福の愉しみっす。



だから「勉強」は自分でするものですよ。そして突き詰めれば突き詰めるほど奥が深い。「成績をとる」「高校に受かる」それも確かに大事ですけどその前に「学ぶことー知らないことを知れること」の喜びをもっと手に入れて欲しいです。しみじみ。さあ今日は明治文化に浸ろうかしら。あ、上野にたしかこの絵はかかっているはず。休みの日は美術館にいこうかな。桜も終わるしちょっと空いているだろ。

僕の「趣味:日本史」はしばらく続きそうです。

今年も始まりました|高鹿ブログ

2019-03-29

30年度も無事終了です。そして31年度(おっと、もう平成も終わりですからこの表記も明確でないかもしれませんね)スタート。

今年の生徒もがんばってくれてます。

で昨年の結果。

まず!本科生は全員県立校合格!正直長いこと塾のセンセイやってますがこんなのは初めてです。合格校も土一、竹園、竜一、下妻一、水海道一とバラエティ。上位校だとこれに都内私立である国学院高校もいます。

そして3月14日。ほぼみんな当日に合格の報告に来てくれました。僕は当日は公休でしたがいてもたってもいられず教室へ。正直「落ちた生徒のケアを考えないと・・・・」その考えは杞憂に終わりました。嬉しいですねえ。

そして先日。また旧中3生が掃除をしてれました(おおお、自分は言ってないんですよ。生徒が自分からしてくれるんです。しかも4年連続。なんかうれしい伝統です)。そして教室の入り口には新品のスリッパ。マイティでやっている生徒に聞いたら「みんなで百均でお金出しあって買ってきました!」もうこの時点で僕の涙腺は緩みっぱなしです。

更には生徒が作ってくれた色紙も。これは教室の前に貼ってあります。在校生は見に来てくださいね。先輩たちはとっても楽しく、そしてしっかりとホーム・スクールで勉強しましたよ。

今年も日曜は開いてます。まずは特訓生がきています。10時から6時まで。いつでも開いてます。

新守谷教室のモットーは「明るく楽しく学問をしよう!」です。勉強という言葉は使いません。だって勉強は「強制されてやるもの」だから。自分からいろいろと考えて勉強することがほんと大事なんですよ。

そしてご父母の皆さま、そんなお子様を暖かく見守ってください。「勉強しなさい」は禁句です。自分からするもの。それをしっかりと見つけてくれることこそが大事だと思っています。

いよいよあしたです|高鹿ブログ

2019-03-04

今日は三月四日。

明日が県立入試です。あっという間でした。ほんと早い。

新守谷教室は昨日も一昨日も九時からスタート。九時半にはもう席がいっぱいになります。一部の生徒からは「ディズニーランドより席とるのが大変」どんだけだよ。

昨日ある女子の生徒からこんなことを聞きました。

「センセイ、あたし受験落ちても後悔しない。去年や一昨年のあたしだったら後悔したけどもう後悔しないよ」

それは今年一年、本気で取り組んできたからこそ言える言葉かもしれません。その子は中一から塾に入ってました。が、正直1・2年のときはまだまだでした。宿題をしなかったり、ついおしゃべりしてしまったり。でも3年になったらほぼ毎日(新守谷は日曜も開いているのでほんとに毎日)塾にきだしました。そしてノートは勉強でびっしり。少しずつ、少しずつ、その子の成績は上がってきました。

成績を上げるのは決して楽なものではありません。だって周りだって努力しているんですから。
「なんでこんなにやっているのに成績上がらないんだろう」
この言葉は本気で取り組んでない人の言葉です。だってその言葉を言う人は周りはどれだけ努力しているかを考えてないんですから。頑張ったってなかなか上がらない。でも頑張らなければ確実に上がらない。これが勉強なんです。ほんの少しだけ努力したくらいで成績は伸びません。そして、そのことを新守谷の生徒は知っているのがうれしいです。多くの中3生がほぼ毎日塾に来ています。そして黙々と勉強しています。その姿に対し僕は「ガンバレ」としか声を掛けられません。僕は彼らからいろんなことを教わっているほうなのかなと思ってます。

いよいよ明日です。はい。ガンバレとは言いません。だって十分頑張っているんだから。

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