Archive for the ‘高鹿ブログ’ Category
心に残る名言集|高鹿ブログ
この時期、中3生もいよいよエンジンがかかってまいります(まだ、エンジンかかってない生徒、問題ですよ~)
で
私、コウロクが過去、生徒から聞いた名言を。
「センセイ、私、合格したいんです」
これは吃驚したなぁ。この子は確か3年前の生徒。いつも塾が始まってからすぐこっちに来て最後まで残っている。志望校は竹園。その子が言った一言。この後に「何でもやります!先生が言ったことは全部やります。だから私、合格したいんです!」そう付け加えたっけ。本人の意気込みがわかる言葉でした。その子は見事、竹園に合格。受験に対する意気込みが違うなと思いました。
「俺、ゲームも辞めます。携帯も封印します。だから先生、アニメだけは見てもいいですか」
これ聴いたときは笑ったけど、これ本人にとっては凄い決意だったのかなと今考えると思います。今のままでは合格できないと思ったんでしょうね。だからゲームもやめる、携帯も持たない。でもアニメ見るってのがいいじゃないですか。その後で「今シーズンの〇〇ってアニメだけは見逃せないんですよ、それだけ許してください!」そう言った時は「コントか、これは」って思いましたけど本人にとっては真剣だったんでしょうねえ~。その子は見事水海道一に合格しました。合格した後はアキバに行ったとか行かないとか。。。。
「朝から夜まで勉強すると5時ごろに変な感じになってくるんですよ。なんか気持ち良くなってくるんですよね」
大丈夫か?(笑)。たぶん勉強しすぎてドーパミンが出てきたんでしょうね。脳内麻薬(いいのか、それで)。でもそれほど一生懸命勉強したんで結果がでたんでしょうね。本人には「お前もやってみろよ。マジで5時ごろには気持ち良くなってくるから」と周りに吹聴していました。周りを巻き込むのはやめてくれ(苦笑)。ポジティブな男子ですぐ周りの子と点数勝負をする子でした。下妻一に合格した子です。
このシリーズは不定期で続けます。中3生のみんな、先輩たちはこんなに必死になっているぞ。負けるんじゃない!
ほんとに頭が下がります|高鹿ブログ
うちの生徒でなかなか立派な子がいます。
彼女は中3生。もう部活終わりってなかで唯一全国に勝ち進んだ。夏期講習も最初の3日間は全国大会の試合で全く出られなかった(沖縄で試合だった。ちんすこう、ご馳走様です)。
で夏期講習4日目に戻ってきて…
まず八時まで残って勉強をする。
夏の課題はほぼ終わらせたそうだ(向こうでもやっていたのか)
その姿は真摯だなと思う。文武両道。「部活があったから」なんて泣き言は一切言わない。部活は部活、勉強は勉強。いきなり戻ってきて初日に僕も質問攻めにあった。
「センセイ、この数学難しすぎだよ~。戻ってきたからやっと聞ける」
見ると数学のテキストは付箋の山になっていた。
さあ夏期講習もあと少しで終わり。悔いのないように頑張りましょうっか!
絶賛夏期講習中です|高鹿ブログ
絶賛夏期講習中です。
教室は9時から空いてます。早いと10時にはもう自習室のブースが埋まります。早すぎないかい?
埋めるのは受験生だけ?いや、中2もいるし中1もいます。高校1年の生徒も早くに席を陣取ります。
陣取りゲームじゃないんだぞ・・・
中3生に渡してある夏の課題はけっこう順調に進んでいるみたいです。先日、「ちゃんとやっているか」と聞いたら予想よりもいい答えが。ほとんどの子がやってますねえ。そしてやってない子は自分がこの話題をふるとなぜか下を向く(苦笑)。前を見ろ!
夏は自学の季節です。勉強ってのはね、教わるのも大事だけど、それ以上に自学の習慣をつけることが大事なの。夏にその習慣がつかないとね、分かっているか、中1、中2の諸君!
まあ、中1生なんかが朝早くからきて勉強している姿を見るとちょっと嬉しくなってしまいますよ。よしガンバレ!この中1生たちも中3の姿を見て自分もやらなくてはと思った子たち。こうやって受け継がれていくのかなぁ。
前期はあと3日。そしたら塾は少しお休みになります。お願いだからその間も勉強してね・・・切に思う室長でした。
冷し中華は始めません|高鹿ブログ
夏期講習は始めますけどね。
そろそろ夏期講習。こっちは着々と準備をしています。そうそう、中3は課題を出すぞ。塾も朝は9時から開けます。是非勉強に来てください。自分からやれない人は結局結果が出ないんですよ。人に言われて、親に言われて、僕に言われて・・・そしていやいや勉強するようじゃダメ。勉強の中に楽しみを見つけてほしいものです。中3は夏ノートも用意してます。何やればいいのかわかんないよ・・・そんな人のためには課題も準備しています。
そう、夏期講習は授業だけではないんですよ。塾を存分に活用してください。
ちなみにこの間の期末考査の結果。
中3は御所中 1位
小絹中 2位
二人に見えるのは「貪欲さ」。どんどん力をつけようとする「欲」が見ていて心地よいです。
今年の夏はどんな感じになるか。室長は楽しみです。さあ、もう少し準備しなくちゃ・・・
文房具な楽しみ|高鹿ブログ
行ってきました。文房具エキスポ。東京ビッグサイトです。
楽しいです。いろんな文房具があっちこっち。試供品なんかもあるのかな・・・あんまないです。まあけち臭い気持ちは駄目ですね。
この筆箱なんかとっても可愛い。
こっちはふせん。もうかわいくって嬉しくなってしまうなぁ。←女子か!
こんなものがあるとついつい勉強してしまいたくなってしまいますよね。なんか勉強に行き詰った時は新しい文房具を買うのも楽しいかも。
そしてせっかく買ったんだから使いましょうね。文房具は使ってナンボですから。
数学はしっかり考えて|高鹿ブログ
最近はすっかり社会や国語より数学を教えています。高鹿です。
で
数学って何に役に立つの?なんて聞かれますけど・・・うーん、確かに基本の計算は役に立つけど二次関数や高校数学は確かに何の役に立つんだろうって悩むときもあります。確かになぁ、普段だと基本計算や割合あたりができればいいか、あとは確率とか?他には・・・
でもね
数学を学ぶことで世界を知るって楽しさもあるとこの本を読んで思い知らされました。
『数学する身体』森田真生
若干30代の作者が「数学」という巨大な山を登ろうとする評論です。とくに第2章は白眉。数学者の歴史を描きながら彼らが「どんな山を登っていったか」がわかります。なるほど、数学とは「世界を知るたくらみ」だったのかなと思います。
そして美しい世界の構築こそが数学の真骨頂なのではないか。
作者は身体の拡張としての数学を、そしてそこから自由になり、更には最後身体に戻る数学の世界を描きます。そこにあるのは数学でなく哲学なのかなと思うのです。これ読むと「何に役に立つの?」なんて疑問が馬鹿らしくなります。
なぜ山に登るの
なぜスポーツをするの
なぜ模型を作るの
そんな疑問に対し答えるのが馬鹿らしいでしょ。そう、数学は勉強であると同時に「芸術」なのかもしれません。出来たら嬉しい、解けたら嬉しい。そんなものなのかもしれませんね。
まず数学を楽しんでみましょうよ。そんな作者の語りかけがしみいる本でした。数学からチューリングの暗号解読に飛びさらには岡潔から松尾芭蕉にまで行くこの本(松尾芭蕉と数学なんて!)。とってもスリリングな知的楽しみにとんだ本です。ぜひお試しあれ。
テストに出ないので勉強しません|高鹿ブログ
あまり「試験に出る」なんてことばかり考えているとかえってできなくなりますよって話しです。
いやね、確かにテスト前だったら試験に出ることは大切なんです。そこが気になるのはわかります(そこは否定しない)。でもね、いつもそればっかり考えていると何か窮屈な感じがしませんか。
例えば社会では後醍醐天皇の建武の新政はテストに出ます。うん。室町幕府の基本だしね。でも、彼が部下?(になるのかしらん)として一緒に鎌倉幕府を倒した、新田義貞、楠木正成はテストに出ない。ましてや彼らがどんな風に戦ったかはもっと出ない。でもそれ知らなかったら「後醍醐天皇がどんな政治をしたかったか」は見えてこないし、その部下の楠木正成の苦悩も見えてこない。
つまりはリアルではないんです。
そして「リアルでないもの」は「覚えにくい」んですよ。だってただ「テストに出るだけの記号」になってしまうんですもの。あまりテストに出ないから覚えない、ましてやただ丸暗記をするのは疑問です。丸暗記は入るのも早いけど出るのも早いんです。
これは数学でも英語でもそう。英語だったらwatchとsee,look atの違いはテストに出ないかもしれません。どれも同じ「見る」だしね。でもそれぞれの違いは微妙にあるんですよ。そしてその違いを知ることで英語は「リアル」になるんです。そして「リアル」なものは忘れにくくなるんですよ。
だからね
あまりテストに出る出ないで勉強するのはやめましょうよ。知識が立体的になりませんから。いや、そんな勉強していて「楽しいですか」って思うんです。勉強の基本は「楽しさ」。その楽しさの基本は「なるほど、そうだったんだ」。ただ覚えるだけ、公式を利用できるだけ、そんな勉強では楽しくないと思うんだけどな。そして楽しくないのは覚えられないですよ。
まあテスト前には試験に出る中心で構いませんけど・・・←弱気だなぁ、自分。
病気でないです。|高鹿ブログ
最近久々に会った方に心配されます。
「大丈夫ですか?お痩せになって。何か病気でも・・・」
心配してくれるのはありがたいんですけど・・・ご安心ください。ダイエットです。そう、御かげさまで18キロ痩せましたw。四捨五入で20キロですよ!→四捨五入する必要ないですけど。
いや、基本は筋トレなんです。
で筋トレの話し。これ毎日やってます。ほんの少しですけど、毎日やることで贅肉が落ちて筋肉がつく。そうなってくると面白いんですよ。毎日筋トレしようかって感じになります。
で、一日でもさぼると気持ち悪くなる。
そう!一日でもさぼると気持ち悪いんですよ。なんかその間に無駄な贅肉がついてしまっている気がして。今までやっていたことが全て元の木阿弥になってしまう感じがしてしまう。
だから毎日やってます。なんとか夏までにシックスパックになろう。そうだ、なってやる。松本仁志になってやる→目指すとこそこか!
で、ふと考える。
勉強を毎日するってこんなことだと思うんですよ。筋肉と同じで学力っていきなりつかないんですよ。筋肉増強剤じゃあるまいし。勉強もそうで少しずつ昨日よりも一昨日よりも学力がついていく。たまに勉強しているのに学力がつかなかったりして(これも筋肉と同じだなぁ)。三歩進んで二歩さがるみたいな感じ。
でも毎日やると少しずつ、そう、少しずつだけど確実に学力はつくんです。
今日は勉強しなかった。うわ、気持ち悪いなぁ・・・やっぱ少しでもやるか。
そうなったら強いですよ。
さあ、毎日やりましょう!そして目指すはシックスパックだ!→違う!
そろそろ中間|高鹿ブログ
そろそろ中間テスト。新守谷教室でも活気が出てきました。あまり焦って最後失敗しないように。
今回の中間テストは範囲が狭い・・・
これチャンスで有りながら罠でもあるんです。
範囲が狭いので覚えるのは楽。ただし、狭いから細かいとこも出ます。普通ならあまりでないことも出てしまうかも。注意注意ですよ。
特に数学、英語は範囲が狭かった。でね・・・
数学は通常の計算もさることながらワークのC問題も完璧にしておくこと!新守谷教室ではC問題対策プリントを作ってます。これで対応はばっちり。しっかりできるようにしてみましょう。
英語は単語を全部覚える。あとね、訳のプリントも渡してある筈だから訳からしっかり和文英訳をできるように。どっちも必ずやってね。
あと約一週間。ファイト!
興味を持たないと苦痛ですよ|高鹿ブログ
興味がないことってなかなか覚えられないですよねえ。
これ、有名な話しだけどコンピューターにとっては人間の顔を覚えることより100ケタの数字を覚えることのがカンタンなんです。でも、僕らは100ケタの数字なんかとてもとても覚えられないですよ。
つまり、僕たちは「その相手に興味を持っている」から覚えることができるんです。まあ100ケタの数字なんか覚えられませんよ、普通ね。
そういえば、興味があることっていくらでも覚えられますよね。アニメは好きな人はアニメのキャラクタを覚えるし、アイドル、例えばジャニーズが好きな人はその誕生日まで覚えている。これ無理やり「覚えさせられて」いますか。答えはノーです。自然に覚えるんですよ。
だから覚えることは「興味を持つこと」「理解すること」がとっても大事。無理して覚えようとしても人間、なかなか覚えられませんよ。じゃあ、興味を持つには?
うん、社会なんかはその時代のことがかいてある本、漫画なんかをおすすめします(特に漫画ね)。自然とストーリーが頭に入ってその時代のイメージがつくのは漫画が一番です。
ただ市販されている「歴史漫画」はなかなか面白くないんですよ。そこが残念。どうも漫画を甘く見ている気がするなぁ。もっと面白くかいて欲しいのに・・・
ちなみに僕が最近一押しの漫画は
『疾風の勇人』大和田秀樹
これ、面白いですよ~。主人公があの所得倍増計画の池田勇人。出てくるのも吉田茂、佐藤栄作、白洲次郎、田中角栄、マッカーサー、毛沢東、スターリン。
戦後世界がアツいです。戦後の歴史ってなかなかわかりにくいし感情移入しにくいじゃないですか。でもこの本はそこがしやすいので頭の中にすいすいと入ってきます。あ、漫画としてもかなり面白く、少年ジャンプの漫画のようなアツさがこのマンガにはあります。おすすめですよ。
あ、新守谷教室には当然おいてあります。貸出し自由。読むべし。