岐阜市立小学校の英語教育|継田ブログ
昨日(5/18)、勉強で東京ビックサイトへ行ってきました。
毎年この時期に開催される教育ITソリューウションEXPO内みらいの学びゾーンです。
今回はこの中のセミナーを受けてきました。
「5年先行く教育」
岐阜市の1年生から教科で始める小学校英語
お話をされたのは、
岐阜市立岐阜中央中学校 教頭 樋田 光代 先生です。
岐阜市では、平成16年度から
小学校1年生から英語を教科として授業に取り組んでいます。
これは、当時の岐阜市長の過去の経験より・・・
以前会社の出張で海外へ行った時、日本の中学校、高校、大学で習った英語が全く意味がなかったことを実感したことが原因で実施にふみきったそうです。
受講者総勢約100名ほどでした。
岐阜市では、生徒が住むふるさと岐阜市のお気に入りを外国人に英語で紹介できるようにすることを目標にして授業計画をたてたそうです。
小1小2で年18時限 小3~小6年35時限
(平成30年度より小5・小6は年70時限)
授業は、4人1グループで1台のタブレットを使い、自慢できる建物や場所を写真で整理し、グループみんなで相談しながら紹介の英文を作成するというものです。
数時間かけて完成した紹介内容を教室前に置かれた電子黒板に映し出します。
先生、他のグループの生徒の色々な意見を取り入れて完成です。
各グループの代表が観光客に説明をします。
観光客は外国人の先生が演じます。
この様子をビデオでみましたが、みんな堂々とボデイラングイッジを含めて英語で説明していました。
生徒自身で英語を考えさせて発表させる教育。
このような英語教育を受けてか、今では岐阜市立中学校卒業時に学年の65%の生徒が
英検3級を取得しているそうです。