「難しい」という言葉|笹目ブログ
授業をしているとよく言われる言葉かもしれない。
「先生これ難しいよー。」
この言葉には2つの意味があると私は思っている。
1つは「難しすぎて、何が何だかさっぱり」という意味
こちらの意味で言われたのなら、私の出した課題がその子には早すぎたのだろう。
もっと簡単なところから教えてあげないといけない。
だけどもう1つは「難しいからやりたくない」という意味
そういう意味で言われたのなら「だからいいんじゃない。」と返したい。
例えば、1ケタの足し算の問題を私に出題されて、解けたとしよう。
それを褒められて、嬉しいか?
絶対嬉しくないと思う。
では、自分が難しいなと思う問題を一生懸命解いて、それが正解して褒められたらどうだろう。
絶対嬉しくなると思うんだ。楽しくなって、もう1問やってやろうって気になると思うんだ。
そしてそれしか、学ぶ意欲ってものはないんじゃないだろうか。
だから「やりたくない」「だるい」「めんどい」なんて気持ちは捨ててしまえ。
その気持ちは、君たちをちっとも幸せにしない。
無視してわざと自分が難しいと思う問題を解いてごらん。
解けたとき絶対嬉しいから。
ただ、人によって「難しすぎる問題」というのはある。
そしてそれがどれだか君たちには分からないだろう。
それを教えてもらうために塾があるんだ。
今の自分にとってどの問題が「難しい問題」なのかをぜひ聞いてほしい。
私はいつでも、教室でそれを待っています。
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