ノートをとろう|笹目ブログ
人間は感情を伴う記憶ほどしっかりと憶えているものらしいです。
人間はその日覚えたことの半分は次の日には忘れてしまうものらしいです。
人間は2日以上憶えていたことはその後もあまり忘れないらしいです。
なので「宿題は授業の2日後にやると効果的」というお話をよくするわけなんですが、まぁ半分は忘れているわけで、そうしたら何かに頼らないと宿題が出来ないわけです。学生の皆さんがノートをとっているのは「忘れたときに頼るもの」をつくるためなんですよ。そんなわけで、皆さんが「頼れるヤツ」を作れているか、3点チェックをしてみようと思います。
① 読める字で書いているか。
こんなことをチェックするのは馬鹿馬鹿しいかもしれませんが、勉強できない人の多くはこれが原因です。ただノートを書くのが面倒臭いからといって雑な字で書き、いざ読み直そうとしても書いた本人すら読めない。授業中に私にそのことを指摘された人もいるかもしれませんが、あなたの書いている字があなたを勉強できなくさせています。折角勉強できるようになるために塾に来ているのですから、自分を逆の方向に進ませるようなことをするのはやめましょう。
② ノートを管理しているか。
これもある意味では馬鹿馬鹿しい話ですが、皆さんは自分が書いたノートをちゃんと持ってますか?折角書いたノートもなくしてしまえば意味がありません。ルーズリーフに書いている人も、書いた紙は順番どおりに綴じてありますか?うっかりノートを忘れた日に別の紙に書いたものはちゃんとノートに貼ってありますか?書いた紙があなたのバッグや机の中でバラバラのグシャグシャになっていないか、私はとても心配しています。
③ メモを加えているか。
この話はちょっとレベルアップした話です。ですがすごく簡単なことですから安心してください。一般にノートをとるとは黒板の版書を写すことですが、黒板に書いていないことをノートに書いても良いのです。何を書いて欲しいかというと、先生の話です。授業というのは版書と先生の話で出来ています。版書を写すことはもちろん大切ですが、先生の話をメモ書きしておくとあなたのノートはより頼れるヤツになってくれます。先生の話の中には皆さんが勉強できるようになるためのネタがいっぱい詰まっています。是非それもノートに残しておきましょう。勉強できる人ほどメモをとっています。どんどん真似していきましょう。