手順と結果、最後に原因|笹目ブログ
それを学ぶのが理科かもしれない。
実験道具の使い方や実験手順を覚えて、実験結果をまとめて、何故そんな結果になったのか原因を探り、そしてその原因の先にある世界の仕組みや公式を知る。
その一連の流れを1単元にして皆が学び、私達が教えているのが理科という教科なのだろうと私は思う。
これらを一通り理解するのに必要なのは、教科書を読むことであろう。
1単元で構わないので、教科書に目を通し、それから問題集を解いてみる。
「これなんだっけ」という問題が出てくるだろうから、そのときは教科書を読み直す。
1ページ問題が解けたら丸付けをし、自分の理解と問題の正解に食い違いがないか確認する。
これで家庭学習は完璧だ。
特に私が心配なのは、皆が教科書を読んでいるかどうかということだ。
多くの人が、とりあえず問題を解いてみて、分からなくて勉強を投げてしまっているのではないだろうか。
それはちょっと辛抱が足りない。
答えは全て教科書にあると言ってもいい。
もし今後、理科の家庭学習で躓いたら、教科書を読んでみて欲しい。
「あぁ、そういうことか」と思ってくれることだろう。
だからこそ、教科書を学校に置きっぱなしにしてはいけない。
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