2月15日は推薦入試の合格発表日
もう三時を過ぎようとしているのに、教室長たちがなかなか教室に向かわない
「副がいるから大丈夫です」
電話から離れず、ひたすら吉報を待っているのだ
ようやく半過ぎころから電話が鳴り始める
「おめでとうございます。お母様もお疲れ様でした」
あちらこちらから弾んだ声が聞こえだした
塾生も塾教師もみんなこの日のために頑張ってきたのだ
電話が鳴るたび、どんなにドキドキしどんなに嬉しいか・・・
夜七時になりふと見ると取手の教室長の顔が浮かない
「どうしたの?誰か失敗したの?」と聞くと
「いえ、ただ牛久栄進5人組から連絡がなくて・・・」
・ ・・・・・
十一時過ぎに教室長が補習から帰ってきた なにやらニヤニヤしている
聞けば授業中男女そろってやって来て、「合格しました!」と袋片手に喜ぶ中
Iくんだけ黙ってうつむいていた とっさにフォローしなければ
と思って声をかけようとしたら
「えへへ 受かりました」
教室にいた同級生たちも大爆笑だったとのことでした
彼が一日どんなに気を揉んでいたか
5人で仕組んだドッキリ 感謝のパフオーマンスだと思いましょう
そして次の言葉を贈ります
「高校合格は大学への受験勉強始まりの合図です!!!」
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