読書の秋|高鹿ブログ
最近塾生が読書に嵌っています。
とても良いこと。まず国語力養成は読書が最適。さらにテレビやゲームと違って想像力も増える。また語彙力もUPする。いいことづくめです。おすすめします。
ただ一つだけ注意。好きな作家、ジャンルばかり読んでいるとどうしても「新しい知見」は生まれません。そこでいつも読まないようなジャンルにも手を出してみましょう。
どうしても読書というと「小説」に目がいきがち。たまにはちょっとした説明文(科学系、人文系問わず)もおすすめします。
新書なら中学生はちくまプリマー新書あたりで出している本はどれも面白いです。しかも読んでいてなるほどって唸ることも。また講談社のブルーバックスシリーズは最新の科学を実に簡単に知ることができます。是非手に取ってみてください。
ちなみに新守谷教室の塾生が読んでいた本は以下の通り。どれもなかなか読みごたえあっておすすめですよ。
有川浩「図書館戦争」基本ベダ甘ですけど本に関する愛の詰まっている作品です。
恩田陸「六番目の小夜子」ちょっと怖いけど、瑞々しい恩田さんのデビュー作。思春期の学生の良さが伝わってきます。
津原泰水「ブラバン」ブラスバンド部にかける青春。部活とは楽しいだけではない「人生」でもあります。
越谷オサム「陽だまりの彼女」ハートフルなストーリーだけど最後思い切ったどんでん返し。読書の楽しさを教えてくれます。
ちなみに先生のおすすめはこれ。
百田尚樹「永遠のゼロ」戦争の厳しさ辛さ、そしてそこで生きる人たちの矜持。戦争とは人を愛するとは、そんなことを教えてくれる一冊です。
坂木司「和菓子のアン」とても和菓子が食べたくなる働く人ストーリー。読んでいてにやにやしてしまうことも。誠実に生きることの大切さこの本で知りました。
池井戸潤「七つの会議」働くこととはどういうことなのか。まだ働いたことのない中学生だからこそ読んで「何のために働くか」考えてみてください。ちなみにこの作者、あのドラマ半沢直樹の原作者です。
でもあまりはまりすぎると勉強もおろそかになるから注意。読書もほどほどにね。